ほとんどの運動エネルギーは、軸を中心とした回転運動から生まれ、地球の回転も人の身体の動きも同様です。
『プロ・一流・達人』と呼ばれる方々のように、身体を使いこなすほど体軸は安定し、回転運動で運動エネルギーを増幅させ、抜力して鞭のように四肢に伝達させて動くようになります。



利便性に富んだ現代社会では、全身の筋肉を動かさなくても生きられます。しかしながらその利便性が弊害となり、神経ネットワークを構築する機会が得られず、子供から大人まで全身を動かせなくなっています。
身体は動くことで機能が保たれるように設計されているため、全身を動かせなくなるほど呼吸や血流が促されず、基礎体温も低くなり、結果として様々な体調不良に悩まされていきます。