ZIRIKIのコンセプト

最後まで自分の足で歩く

ZIRIKIのコンセプトは、身体の力をしっかり活かし、最後まで自分の足で歩くこと。

日本は世界一の長寿国ですが、寝たきりの高齢者の人数も世界一
平均寿命と健康寿命の差は男女ともに約10年。つまり、介護がないと生きられない期間が10年もあります。

『食べたいものを食べ、行きたい場所に行き、住みたい場所に住み、やりたいことを続ける』

当たり前のようなことでも、最後までできない方がたくさんいます。

これには、利便性の発展で動かなくても生活できてしまう現代日本のあり方と、死期を迎えているのに過剰な延命治療で死なせない日本医療の価値観が大きな原因ではないかと考えています。

身体の構造上、動かなければ身体の隅々まで血を巡らすことができず、健康も維持できません。生命を維持するための身体の機能は、血液の流れによって支えられています。

しかし、世の中のサービスのほとんどが「身体を動かさずに何とかしよう」とするものばかりで、高齢者に限らず、子供から大人まで低体力化しているのが厚生労働省が発表しているデータからわかります。

『身体を動かさなくても大丈夫』という考え方が蔓延していることに、強い危機感を感じております。

 

開業の経緯

はじめに

自衛隊勤務時、任務や訓練で身体を酷使することが多く、身体の痛みや疲労のために、鍼灸・整体・マッサージ・カイロプラティックなど、様々な整体を試しました。

西洋医学で解決できなかった身体のトラブルが、鍼灸治療によって解決できたことがきっかけで整体について興味を持ちましたが、最終的には、最も大切で効果的な整体は、継続的なセルフケアであることも学びました。

開業の動機

自衛隊退職後、整体やスポーツトレーナーの学校に通いながら病院で勤務。配属された病棟で寝たきりの方々の現状を知りました。

全ての病院に当てはまることではありませんが、そこには動くことも声を出すこともできず、離れた窓からしか外の景色を見ることができず、ただ終わりを待たされているとしか思えないような扱いをされている方々が入院されていました。

寝たきりと言っても、意識はあります。
患者さんから、出ない声を振り絞って出した掠れ声で「殺して」と言われたことも。

「ただ命が尽きるのを何年も待たせるような生き方を強いるのが医療なのか」
「延命させた結果、より苦しんで亡くなる人を増やすのが医療なのか」
「治療って何だ?助けるってどういうことだ?生きるって何だ?」

気づけば「どうすれば寝たきりにならないか」「どうすればこのように苦しむ方が減るのか」をずっと考えるようになり、たどり着いた答えが『歩ける身体を維持する』ことでした。


開業に向けて

歩くという行動は、人も含めた全動物が生きるために行う『生存行動』
自然界で歩けなくなることは、を意味する重要な行動の1つです。そのルールは動物である人にも該当することから、まずは歩くということをしっかり行うためのウォーキング教室 ZIRIKIをはじめました。

病院退職後、高齢者施設で勤務した際、安全を理由に自由に歩かせてもらえず、健康のためと食べたいものを制限され、ほぼ軟禁状態の高齢者の方々の現状も知りました。

「自分の人生なんだから、医師や家族の考えに左右されずに生きて欲しい」という思いが強く芽生えた結果、「食べたいものを食べ、住みたい場所に住み、行きたい場所に行き、やりたいことを続ける」という、生きる上で大切なことを生涯続けるためのジムZIRIKIを開業しました。

波回軸運動®の発見

トレーニング指導を始めてから、子供から大人まで低体力化していること、女性が妊娠しにくい身体になっていること、社会人や更年期世代の方々が様々な体調不良に悩んでいること、痛みで歩くこと辛いといった方が多いことを知りました。

上記のような方々の多くに『身体を動かさず、血が巡っていない』という共通点があります。関節の可動範囲が狭い、思い通りに筋肉を動かせない、身体を動かすイメージが曖昧、足首が固い、足の指の動きが鈍い、体の軸を動かしてバランスをとるなど、自分の身体なのに使えていません

逆に、身体を使いこなしている存在は何か?

それは、アスリートや武道家、舞踊家など、それぞれの世界で「プロ・一流・達人」と呼ばれる方々と野生動物です。この方々や野生動物の身体の使い方を研究していた時、共通点があることがわかりました。それが波回軸運動です。

歩き方の研究から始まり、全身の動かし方の研究をすることで発見した波回軸運動。身体を使えてない方々に波回軸運動を指導した結果、歩行能力・姿勢・体調などが改善。身体の動きが効率化されることで、スポーツなどのパフォーマンスも上がりました。

歩行の改善

野生動物のように身体の力を活かせば、本来の身体能力健康維持力が発揮され、『最後まで活動できる身体』を維持できるのかもしれません。もちろん、食生活や睡眠、仕事や社会活動を続けること、遊びや趣味をやめないことも重要です。


おわりに

どんなに医療や技術が発達しようと人は動物であり、活動しなくなるほど心体の調子は崩れ、生命活動は終わりに向かい始めます。便利な時代だからこそ、備わる身体の力(自力)を活かし、生命活動に必要な活動量を取り戻す必要があるのです。

日本だけでなく世界中で人類の高齢化が始まっていますが、1人でも多くの方が少しの介護だけで最後まで活動できれば、高齢化社会は大きな問題ではないと思いませんか?

活動し続けることは立派な社会貢献。年齢を重ねても楽しみ続けられるよう、また未来を生きる子供たちに負担を強いることがないよう、生涯『活動できる身体』を一緒に目指していただければ幸いです。