内 容
ウォーキングレッスン
【どれだけ少ないエネルギーで、怪我なく遠くまで移動できるか】これが本来、生物として歩行に求められること。無理に大股や速く歩くのではなく、地面を感じられるスピードで流れるように歩く練習をします。
体軸(身体の中心軸)を中心とした上半身と骨盤の回転運動で前進するエネルギーを発生させ、股関節から指先へと力を伝え、足首と足裏を柔軟に使って衝撃を吸収し、重心移動と地面の反力で流れるように歩く。
身体の構造を活かせるようにトレーニングすることで、楽に・遠くまで・気持ちよく歩けるようにしつつ、自然とキレイな姿勢になるようにしていきます。
階段・坂道レッスン
駅などで階段の上り下りを観察していると、多くの方が特定の筋肉だけを使って階段を上り下りしています。負荷が一極集中することで筋肉内の酸素が欠乏し、足が重く・疲れやすく・息苦しくなります。
筋肉の使い方を改善して負荷を分散させるだけで、楽に階段や坂を上り下りできるようにしていきます。その日のうちにマスターされる方がいるほど簡単なのに効果は抜群!「えっ?本当に疲れない!」とビックリされる方が多くいらっしゃいます。ハイキングや登山が趣味の方には『ナンバ歩き』も教えます。昔の日本人が長距離を歩いて移動できた理由を体感してください。
感覚トレーニング
身体はイメージした通りにしか動きません。イメージを確立するには、筋肉の伸縮、足裏の圧力変化、身体の中心軸の傾き、体幹から四肢へのエネルギー伝達、無意識に力む癖など、身体の状態や変化をどれだけ感じられるかが鍵となります。
ただ身体を動かすだけでなく、身体と対話しながら動くことを重視してトレーニングを行います。主にバランストレーニングを行いながら、同時に足首や股関節の強化も行います。
呼吸トレーニング
食べれなくても数日は生きられますが、呼吸をしなければ数分で死にいたります。生命を大きく左右する呼吸の力が弱ければ、身体を動かしてもすぐに疲れてしまい、健康も維持できなくなっていきます。
腹式呼吸や胸式呼吸、どちらも意のままにできることが大切であり、腹部や横隔膜、肋骨を自由に動かせる神経ネットワークを構築していきます。また、動作と連動させることが大切で、例えば速く動くときは呼吸も速く。強い力を出したいときは呼吸も強くするなど、他の運動と合わせてトレーニングしていきます。