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なぜ運動をしなければならないのか?

こんにちは

「健康のためには運動をしましょう」と言われたことはありませんか?

今日は「なぜ運動をしなければいけないのか?」ということを、簡単ではありますが書きたいと思います。

合わせて「1分でできる体調リセット法」をお読みいただけたら幸いです。

 

やらないと死んでしまう行動

まず、やらないと死んでしまう行動について考えてみましょう。

それは「呼吸・運動・睡眠・水分摂取・食事」です。

呼吸ができなければ数分で意識を消失。その後、心臓が停止し脳が腐敗していきます。
呼吸が停止してからは10分以内に、心臓が停止してから3分以内に蘇生できないと、50%が助からないと言われています。

運動とは、筋トレやランニングのことだけではなく「カラダを動かして移動することです。

自然界に生きる動物にとって、カラダを動かして移動できなくなることは「死」を意味します。
動けなくなれば、食べ物を探すことができず、暑さや寒さから身を守ることもできません。
捕食者から逃げることも争うこともできないため、食べられて死んでしまいます。

忘れてはいけないのが、人も動物であり自然界の一員ということ。
日本は介護や医療が充実しているため、動けなくなることに危機感を抱く方は少ないかもしれません。

しかし、自然界に生きる動物のように動けなくなる危機感を感じられるようになれば、要介護にならないようにカラダを動かすようになり、自立した生活を続けられる方が増えるかもしれません。


睡眠
は、カラダや脳の機能回復、情報の整理と定着、自律神経の調整に必要な行動ですが、世界記録では264時間(11日間)も眠らずにいられた方がいるそうです。

しかし、記録開始2日目で眠気と倦怠感が出現。4日目から被害妄想や視力低下が起こり、最終日には記憶障害を生じたそうです。

人にとって、睡眠不足が直接の死亡原因となることは少ないようですが、たった1日でも眠らないと脳とカラダの活動が低下し、身を守るための能力や判断力が低下。その結果、事故などで死亡するリスクが高まります。

自然界で生きる動物にとっては、判断力や身体能力の低下は捕食される危険性が高まります。そのため、睡眠不足は死に直結するといえるかもしれません。


水分
は、体重の70%を占めるといわれています。
2%を失うと喉が渇く。(50Kgの方だと1L)
5%を失うと頭痛・体温上昇・脱力感・精神が不安定になる。(50Kgの方だと2.5L)
10%を失うと痙攣・循環不全が起こる。(50Kgの方だと5L)
20%を失うと死亡する。(50Kgの方だと10L)

人は何もせずじっとしていても、1日に約900ml皮膚や呼吸から水分を失います(不感蒸泄)。
体温が1℃上がると不感蒸泄は15%増えるといわれ、水を摂取できないと1〜2週間で死にいたります。

水分摂取は、生きるために必須の行動です。
しかし、自然界のルールで生きる動物にとって、水分摂取という行動は水を探すことから始まります。

水を探すということは、カラダを動かして移動するということ。
水が見つからなければ飲水することはできないため、喉が渇いたらといってすぐに飲めるものではありません。


食事
は、カラダづくりや生命機能を維持するために必須の行動です。
食事で栄養やエネルギーを摂取しなければ、動けなくなります。

しかし、イギリス人男性が水分とビタミン剤だけで、382日間も断食生活を続けた世界記録があります。
200年以前の日本人も、握り飯で日本中を歩いて旅をしていたことから、現代の栄養学で必要といわれているエネルギー量よりも、少ないエネルギーで活動できるかもしれません。

「水分摂取」と同じように、自然界のルールで考えれば、食事という行動は食料を探すことから始まります。
食料を探すということは、カラダを動かして移動するということ。

食料が見つからなければ食べることはできないため、毎日食べられるものでもなければ、決まった時間に食べることができるものではありません。

「1日3食しっかり食べましょう。」
「1日に〇〇gくらいの野菜を摂取しましょう。」

というのは、自然界に生きる動物にとっては不可能な行動です。

人も動物であるため、カラダは自然界で生きれるように設計されており、毎日3食食べなくても生きれるようにできています。

食べられなくても動けるように、脂肪がエネルギーを貯蔵しているのであり、食べれずに熱(体温)の生産能力が低下した時のために、脂肪にはカラダを保温する機能も備わっています。

ファスティング(断食)をされる方が増えているように、数日間食べない(自然界に生きる動物のように食べれない)ことは、体調の維持や改善には有効であり、食べないことはカラダを回復させために必要な行動かもしれません。

食事は生きるために必須の行動であることは間違いありませんが、数日食べなくても死にいたることはないため、やらないと死んでしまう行動の中では優先度が低くなります。

しかし、運動よりも食事が優先されてしまうのが現代社会の価値観のように感じます。


「呼吸・運動・睡眠・水分摂取・食事」の
5つの行動は、どれもやらなければ死につながる行動です。
死んでしまうということは、「やるかやらないか」と迷う余地はありません。

そして、生命力を高めるには「呼吸・運動・睡眠・水分摂取・食事」の5つの行動のを高めることが大切です。

 

運動の必要性

やらないと死んでしまう行動の1つ「運動」について、もう少し深く考えてみましょう。

カラダのシステムは、カラダを動かすことで機能するようにように設計されており、長時間座って作業するようにはできていません。

物を買うと取扱説明書が必ずついてきますが、どの取扱説明書にも注意事項が書いてあります。

「間違った使い方をすると、故障する恐れがあります。」
「誤った使い方をすると、製品寿命が短くなる恐れがあります。」
「取り扱い説明書に記載されていない使い方をすると、性能が発揮されないことがあります。」

人のカラダにも取扱説明書があれば、きっと同じようなことが記載してあるでしょう。

では、カラダのシステムの1つ「血液」についてです。

血液の流れに関わるシステムを「循環系」と言い、血液を送り出すポンプである心臓と、血液の通り道である血管で構成されています。

循環系は、カラダの隅々まで血液を巡らして、臓器や細胞の活動に必要な「酸素や栄養、水分」などを供給し、二酸化炭素などの不要物を受け取って排出することで、カラダの正常な機能を支えてます。

また、ホルモンなどの情報伝達物質を運ぶ役割も担っています。

血液の流れには、カラダ中を流れて心臓に戻る体循環と、心臓と肺を往復して酸素と二酸化炭素を交換する肺循環の2つの循環があります。(厳密に言えばリンパの流れも含まれます)。

肺循環で、酸素と二酸化炭素の交換が行われることをガス交換と言います。
ガス交換が行われなくなると、細胞の活動に必要な酸素が供給されないため死にいたります。

呼吸で吸った空気は気道を通って肺に入り、酸素と二酸化炭素の交換が行われます。
二酸化炭素を排出して酸素を取り込んだ血液が心臓に戻り、心臓の働きによって再び全身に運ばれていきます。

心臓から出た血液が通る血管を動脈、カラダを巡って心臓へ戻る血管を静脈と言います。

心臓から出た血液が最初に通る血管を大動脈、各臓器に血液を供給する血管を細動脈、各組織に酸素や栄養を届け不要になった物を受け取る血管を毛細血管と言います。

ガス交換によって血中に取り込まれた酸素や消化吸収された栄養は、毛細血管で各組織と受け渡しが行われます。

血液の流れを生むのは心臓の働きですが、そのほかに筋肉の伸び縮みや、呼吸による胸腔と腹腔の圧力変化も関わっています。

心臓は、血液をカラダの隅々まで巡らせるのは得意ですが、心臓に戻すことは苦手。
カラダを流れる血液の約75%が静脈に存在していると言われており、血液を心臓に戻すには、筋肉を伸縮させて血管を加圧することで、血液を心臓に押し戻す必要があります。

押し戻した血液が重力によって逆流しないよう、逆流を防止する弁が静脈には備わっています。

カラダを動かさなくなると、心臓に戻る血液量が少なくなります。
その結果、肺でガス交換をする血液量も、酸素を充填した血液がカラダ中に巡る量も少なくなります。

酸素・水分・栄養など、生きるために必要な要素をカラダの隅々まで供給できず、ホルモンなどの情報伝達物質も必要な場所に届きにくくなれば、体調が崩れていくのは当然のことと言えます。

カラダを動かすということは呼吸も促されるため、呼吸による胸腔と腹腔内圧の変化により、さらに心臓に戻る血液の流れが促されます。

 

たくさんあるカラダのシステムの1つ、循環系(血液の流れ)だけみてみましたが、カラダを動かす重要性をお分かり頂けたでしょうか?

動けるカラダを維持するには「運動しましょう!」「なるべく体を動かしましょう!」といった軽い言葉ではなく、「カラダを動かさないと、体調が悪くなって動けなくなっちゃうよ」と言うのが正解です。

カラダを動かすことは「介護予納のために」「更年期症状の緩和のために」と特定の人だけが対象ではなく、すべての方が生きるためにカラダを動かさなくてはなりません。

 

ジッとしているリスク

カラダを動かさないとどうなるのか。そのリスクをみてみましょう。

現代社会の生活は座ることが多く、カラダが固まったり、血流が悪くなりやすい環境にあります。
この「座りすぎによる健康被害」を、国や大学で調査した結果があります。

サウスカロライナ大学では、8000人を対象に21年間調査しており、座っている時間が長いほど、心臓病による死亡リスクが高かったことが分かったと発表しています。

シドニー大学では、22万人を対象に3年間調査した結果、一日11時間以上座る人は3年以内に死亡するリスクが40%も高く、8~11時間座っている人は4時間以下の人に比べ、死亡リスクが15%も高かったと発表しています。

イギリスでは、2011年に座りすぎのガイドラインを作成。
就業時間中に少なくとも2時間、推奨は4時間座っている時間を減らし、立ったり歩いたりする活動にあてるよう勧告しています。

このように、カラダを動かす時間が少なくなると死亡リスクが高くなることがわかっています。

死亡リスクが高くなる原因は簡単です。
動物のカラダは、動くことで機能するように設計されているからです。

 

まとめ

どんなに文明が発展しようと、人は動物で自然界の一員。

自然界のルールから外れた行動や、カラダの設計と違う行動をすれば、体調が悪くなったり各種ウィルス等に感染して病気になりやすくなるのは当然のことといえるでしょう。

健康なカラダを維持するために、カラダを動かすことは推奨ではなく必須

「運動はしなければならないのか?」
生きたいのであれば、選択の余地はありません。

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