いきなり自論ですが、人は自分を成熟させるために経験し、学び、気づきを得ていくのだと考えております。
経験するためには感覚が必要で、感覚はカラダなくしては得られません。
家でジッとしているより、カラダを動かした方が沢山の感覚刺激を得られ、気づきが増えます。
人生の目的は、ただ長生きすることではなく、何を学び、どう生き、自分をどう成熟させていくか。
例えるならば、何度も色々な生き方を繰り返すことで得られた学びを集約し、1つの球体を作り上げるようなことです。
この世には+とー、陽と陰が同量存在します。
正しい正しくない、良い悪いという善悪の関係ではありません。
善悪という考え方は、生物の一種である人が決めた価値観であり、自然の摂理ではありません。
善悪という考え方をするならば、どちらも排除する必要はなく、排除することもできません。
全て経験して1つの球体を作り上げ、自分を成熟させます。
成熟させるには、今世の学びの方向を知ると良いでしょう。
その方向に進むための力は、持って生まれた資質を使います。
自分を成熟させるために年齢は関係なく、最期まで資質を活かして学び続けることが大切で、「歳だから」と学びを止めた瞬間から人生の目的は終了し、同時にカラダの機能は後退し始めます。
年齢に関係なく元気な方はいませんか?
大病を何度も患っていても、元気に生活している方は身近にいらっしゃいませんか?
年齢に関係なく元気な高齢者とお話ししていると、共通しているポイントがあります。
それは、たくさん歩き、興味を持ち、学び続け、仕事を辞めずに楽しみ、向上心を持ち続けているということ。
病気や怪我などで動けなくなってしまう方もいらっしゃいますが、元気に動き続ける秘訣は「意識」です。
意識とは魂そのもの。唯一持ち続けられるものです。
レッスンにおいて、意識が変わるだけで動けるようになる方がたくさんいらっしゃいます。
日本は超高齢化社会に突入しましたが、寝たきりにならず、過剰な介護は受けず、最期まで自立した生活を続け、学びを得て成熟し続ける。
自分のために、社会のために、なるべく自力で生きていただきたく思います。