はじめに
ZIRIKIのコンセプトは『生を全うする』です。
『単に長生きするのではなく、目標や信念を最後まで貫き、役割をやり遂げ、悔いなく人生を終える』
これが出来る方を1人でも増やすことを目標としております。
身体は感覚器であり、感覚なくして経験はなく、経験なくして自己成長はありえません。そのため、より多くのことを感じ取れるよう全身の機能をフル稼働させ、感覚を研ぎ澄ます必要があります。
しかしながら、利便性の発達とともに身体を使う機会が減少。便利な物に頼れば頼るほど身体を使わなくなり、感覚が衰えていきます。
自分にはどんなトレーニングが必要かわからない。テレビやYouTubeをみて運動してもやり方が合っているかわからない。身体が痛いけどケアの仕方がわからないなど、カラダを自身で管理できない方が多くいらっしゃいます。
上記のような方は、思い通りに筋肉を動かせない、動かせない部位がたくさんある、力みやすい(特に首や肩)、動作のイメージが不鮮明、足首や足趾の動きが小さい、足底のアーチが失われている、体軸が定まっていない、片足だちできない、上半身を動かしてバランスをとる、全身を連動できない、呼吸と動作を合わせられない、足だけ動かしたいのに手も動くなど、身体をコントロールできていないという共通点があります。
ウォーキング、ランニング、水泳、各種スポーツ・格技・ダンスなど、全て運動はエネルギーを伝達させるために『全身を連動させる』必要があり、連動させるには『各部位を意識的に動かせる』ようになることが必須です。これができずに運動の上達は望めません。
また、全身を連動させて動くことは、身体の隅々まで血を巡らし、体温を上昇させ、生命維持に欠かせない呼吸が促され、骨に荷重がかかることで骨密度が維持され、力がスムーズに伝わることで力みが解消し、関節にかかる負荷も減るなど、健康維持や怪我の予防にも欠かせません。
ZIRIKIのコンセプト
ZIRIKIのレッスンで身につくこと
○楽に・気持ちよく・遠くまで歩け、歩行姿勢も格好良くなる歩き方
○階段や坂道を楽に上り下りできる身体の使い方
○ランニングをはじめてみたい方を走れるようにする
○なかなかサブ4を達成できない方、足を痛めてしまう方の走り方の改善
○骨盤、肩甲骨、背骨など身体の中心を主に、意識的に全身を動かせる
○足裏の荷重、筋肉の伸縮、呼吸、身体を動かす時の癖など、身体の変化を把握(身体と対話)する力
○呼吸も含め、全身を連動させて動ける
○全身を連動させ、脱力をしながら力を出す感覚
○バランスや体軸の改善、腰を入れる感覚の習得
○肩こり、冷え症、慢性疲労、うつ傾向など、心身の不調の改善
○歩行時の痛みの緩和
○メンタルを安定させる思考法
で教えるのは『身体構造力を発揮させるカラダの動かし方』と『カラダの知識』の2点。
カラダの動かし方が変われば、各種スポーツのパフォーマンスやゴルフのスコアなどは上がり、カラダのことを学んで自身でトレーニングやケアをできるようになれば、歩き方や姿勢、体調などは改善していきます。80歳でもスクワットジャンプができるようになった方もいらっしゃいます。
おわりに
どんなに医療や技術が発達しようと人は動物であり、活動しなくなるほど心身の調子を維持できず、生命活動は終わりに向かい始めます。便利な時代だからこそ、カラダの力(自力)を活かして生命活動を行う必要があるのです。
日本だけでなく世界中で人類の高齢化が始まっていますが、1人でも多くの方が少しの介護だけで最後まで活動できれば、高齢化社会は大きな問題ではありません。
活動し続けることは立派な社会貢献。年齢を重ねても楽しみ続けられるよう、また未来を生きる子供たちに負担を強いることがないよう、『生涯活動できる身体』を一緒に目指していただければ幸いです。