オレガノ
抽出方法 全草を水蒸気蒸留法
香 り 甘く爽やかさもあるハーブ調の香り。
主作用 鎮痛 鎮痙 抗炎症 鎮静 去痰 利尿 消化促進 神経強壮 駆風 通経 抗菌 抗真菌 抗ウィルス
成 分 フェノール類 ・カルバクロール:〜60%
モノテルペンアルコール類 ・リナロール:〜2%
モノテルペン炭化水素類 ・γテルピネン:〜5% ・pサイメン:〜10% ・αピネン:微量
特 徴 古くから儀式、薬、料理、防腐剤と様々なことに用いられ、ミイラ作成にも使用されていた。 語源は、ギリシャ語で「山の喜び」を意味する「origanum」が由来とされる。
心 古くから興奮剤、神経強壮剤としてしようされ、弱った心を活性化する働きがあるとされる。
体 抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用に特に優れており、インフルエンザなどの感染症、気管支炎、喘息など呼吸器疾患に効果的とされる。 また、消化器系の不調にもいいとさされ、胃の不調や消化不良などの治療薬として用いられていた。 皮膚には、ニキビ、疥癬、水虫に薄めて使用。
注意点 皮膚刺激が強く肝毒性があるため、使用濃度に十分注意する。高濃度、長期間の使用は皮膚を荒らす。妊娠中の使用はさける。