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高齢化社会と高齢者の責務

2025年。
人口の3人に1人が75歳以上の高齢者になる超高齢化社会において、介護が必要な方が増え続ければ、社会保障費も増え続けていきます。

しかし、少子化で税金を納める人はどんどん減っていきます。

社会保障費の約1/3を占める医療費の内、65歳以上の高齢者が使う医療費は、65歳未満の約4倍

医療は「清潔」が重要なため、医療資材は使い捨ての物が沢山あり、毎日たくさんの医療ゴミが排出されています。

医療に依存する方が増え続ければ、医療ゴミも増え続け、自然環境も悪化。負の連鎖がどんどん広がっていきます。

健康寿命と言われる「自立した生存期間」を長くすることは今後の必須課題であり、そのためには「しっかり自力で生き、自立した生活を続ける」ことが重要な要素となります。

「自分の意思で食べ、自分の力で行きたい場所に行き、住みたい場所に住み、やりたいことを続ける」

もちろん、年齢とともにできないことも増えるでしょう。
大切なのは、全部やってもらうような過剰な介護は受けず、自宅でどうしてもできないことだけを手伝ってもらうようにすることです。

自立した生活を続けられれば、介護をする家族や社会の負担も減少。家族も自分自身のために時間を使えるようになります。

介護費や医療費などの社会保障費が減少していけば、その分を未来を生きる子供達の教育に使うことができるでしょう。

元気な方が増えれば医療ゴミも減少し、環境改善にも繋がっていきます。

高齢者施設などで働いた経験から、歩けるのに「楽だから」と車椅子を安易に希望する方がいらっしゃいます。

高齢者が車椅子で生活し始めたら、大金を払って優秀な理学療法士かトレーナーを雇わない限り、再び歩けるようにはならないでしょう。

歩けなければ脚力はどんどん衰え、その結果の1つとして、自分のタイミングで排泄ができなくなっていきます。

想像してみてください。
排泄という基本的生理現象が、毎日自分のタイミングでできなくなることを。

筋力が衰えれば、起き上がることもできず、寝返りもできなくなっていきます。

カラダを動かさないと、脳が得る情報量が激減。あっという間に認知力が衰えていきます。

楽を選んだ結果、自分を苦しめることになってしまった方々をたくさんみてきました。

楽を選ぶとは、車椅子に乗ることではありません。
自力で生活する力が残っているのに、「誰かになんとかしてもらおう」と考え行動することです。

日頃からカラダを動かすこともせず、歩くこともせず、食生活を気をつけるわけでもなく、タバコを吸い、酒を飲み、体が悪くなれば医師任せで、薬を飲めばなんとかなると考える。
前向きに生きず、発する言葉は不健康自慢と近所の人の噂話。こんな方も楽を選んでいる方です。

楽を選んで苦しむのは自分だけではありません。
少子化という少ない人数で高齢化社会を支える現役世代や子供達も影響を受けています。

減少していく現役世代が頑張って高齢化社会を支えるのならば、高齢者も頑張ってしっかり歩き続け、自立した生活を続けることは、責務といえないでしょうか?

電車内だってそう。
先に並んでいる人、降りる乗客を無視して、空いたドアから我先にと横入りして乗り込む高齢者。

体力が衰え疲れやすいのかもしれませんが、少ない人数で頑張って働いている現役世代も疲れているのです。

「我先に」と座らず、揺れる電車内で立っていればバランス力を養うトレーニングができます。

背筋をまっすぐに、骨で体重を支えて楽に立つトレーニングもできます。

骨にしっかり垂直の荷重をかけることは、骨密度を高めることにもつながります。

足腰が鍛えられ、筋力の衰えを緩やかにすることにもつながるでしょう。

カラダを動かすことは、血液やリンパの循環を改善し、老廃物の滞りを防ぎ、またその刺激は脳を活性化させます。

何より、まっすぐな姿勢でしっかり立っている高齢者がたくさんいれば、現役世代や子供たちも未来に希望が持てるでしょう。

もちろん、疾患があって立つことが辛い方、悪化してしまう方は優先して座ってください。

歩き続け、自立した生活を続けるために必要なことは、「受け身」ではなく「攻める」こと。

医師に言われたことを真に受け、家でジッと安静していたり、マッサージを受けたり、薬を飲むだけで改善を期待するのは「受け身」で、自立した生活を続けることにはつながりません。

医師に「家で安静にしていなさい」といわれ、安静にしていた結果、歩けなくなってしまった方は沢山いらっしゃいます。

いったい何のための安静だかわかりません。

ブログ「最期を人任せにしない」でも書きましたが、自分の最期をしっかり考え、自分の人生と社会に責任を持って、自分自身で考え、行動して生きれる方が1人でも増えれば、今後の高齢化社会は明るくなると考えております。

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